2-A 文脈の正体は4つ!(言い換え、逆接、原因と結果、追加)
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A Big Tree in Appi Forest
文脈がどのように作られるか知っていると、問題がものすごく解きやすくなります。それには次の4つのことを学ぶと良いと思います。
1)言い換え
2)対比、逆接
3)原因ー結果
4)理由や例の追加 です。 特に大事なのが 1)の言い換えです。
英語は 抽象的なことを言った後は必ず具体例を出します。これが言い換えに相当します。(for example, such as, in fact など)
たとえば、「彼は超、頭が( )。=彼は東大の問題をスラスラ解くし、7か国語もぺらぺら話す。」であれば、( )にどんな言葉が入るでしょうか。
前と後ろの文はイコールの関係になりますよね。すると( )の意味は子どもでもわかります。「良い」が入るのです。後ろにある具体例を活かして、答えられたわけです。
次に「トムは数学が( )」← →「しかし、ボブは得意ではない」ならどうでしょう。
対比・逆接の関係から、( ) には「得意だ」が入るのです。
(対比:while, on the other hand, 逆接 but, however など)
次に「トムは毎日10時間勉強している→だからトムは成績が( )。=東大の問題もちょろい」
上の場合は、原因→結果=言い換えの関係があり、( ) には「良い」が入ります。
( As a result, therefore, so など)
最後に、「追加」です。例を出しましょう。
睡眠不足はいろいろな問題を引き起こす。
1つ目は 太りやすくなる。
もう一つはイライラしやすくなる。
さらに 忘れっぽくなる。
睡眠不足によって引き起こされた問題の具体例は1つだけでなく、2つ追加され3つになっています
(also, another, in addition, furturemoreなどでどんどん追加します)
重要 作問者は、「言い換え、対比・逆接、原因と結果、追加」 のあるところにしか問題は設定できません。問題を作れないのです。この論理関係のどれかを使って読み解くことを求めているのです。これが「文脈」の正体です。 中でも最も重要なのが、「言い換え」です。これが最も多い。
練習 仲間はずれの単語(語句)には丸をつけなさい。(他の2つは同じ仲間となる)
1) so, however, but
2) for example, such as, as a result
3) on the other hand, while , therefore
4) As a result , therefore, however
5) also , another, such as...
6) for example, however , but
7) in addition, another, in fact
解答
1) so それで(結果)
howeverしかし but しかし(逆接)
2) as a result その結果 (結果)
for example 例えば、 such as...例えば..のような
3) therefore したがって(結果)
on the other hand その一方で( 対比) while....の一方で(対比)
4) however しかしながら(逆接)
As a result その結果(結果) therefore したがって(結果)
5) such as...例えば....のような
also それに加え(追加)、 another もう一つ別の.... (追加)
6) for example 例えば、(言い換え)
however しかし but しかし(逆接)
7) in fact 実際のところ...だ(言い換え、補強)
in addition それに加えて(追加) anotherもう一つ別の(追加)